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テーマ |
内容・方法等 |
予習/復習 |
第1回
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ガイダンス
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本講義の狙いや目的、取得すべきスキル、講義での課題や評価方法などについて紹介する。
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□予習:シラバスを確認し、標準化機関のISOやIEC、ITUのWEBにアクセスし、その機関の概要を調べておくこと。(90分) □復習:講義内容を振り返り、標準化の重要性やその意義のポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること(90分)
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第2回
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技術標準団体と標準規格
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ISO/IEC/ITUなどの国際標準化団体とその活動、技術標準の役割についてについて理解し、説明できる。
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□予習:講義資料を事前に読み、ISOやIECなどの国際標準化団体とその活動、技術標準の役割について理解すること(90分) □復習:講義内容を振り返り、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第3回
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標準必須特許(SEP)とその課題
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技術標準に含まれる標準必須特許(SEP)とその特徴、課題について理解し、説明できる。
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□予習:講義資料を事前に読み、事前にSEPについてWEBや書籍などで調査し、どのような問題があるのか調べておくこと(90分) □復習:講義内容を振り返り、今後、SEPに関してどのような問題が想定されるか考察し、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第4回
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IPRポリシーとIPR宣言書、その課題
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技術標準に含まれる特許に関するIPR宣言書(IPRポリシー)やIPR宣言書の役割とその課題について理解し、重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:講義資料を事前に読み、IPR宣言書についてWEB等を利用して調べ、どのようなIPR宣言がだされているか調べておくこと(90分) □復習:講義内容を踏まえ、IPR宣言書に係る想定される知財問題に対してどのように対応すべきか考察し、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第5回
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特許トプールとライセンス等に関する課題
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効率的なライセンス交渉の実現手段としての特許プール(パテントプール)と関連する 諸問題(ホールドアップやホールドアウト、必須性判断など)について理解し、重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:講義資料を事前に読み、具体的にどのような特許プールがあるかWEBで調べ、その管理団体を事前に調べること(90分) □復習:講義結果を踏まえ、特許プールの特徴とその課題を整理しまとめることで、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第6回
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標準化に関する知財訴訟事例と各国(日欧米中)の規制と立法動向
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標準化に関する知財訴訟の事例を紹介し、事例を通した各国の規制(権利の制限)や立法動向について理解し、その重要なポイントについて説明できる。外部講師による講義を想定している。
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□予習:講義資料を読み、最近の標準化訴訟に関する記事をWEB等で調べ、どのような争点があるのか調べておくこと(90分) □復習:講義結果を踏まえ、知財訴訟にどのように対応し、また、訴訟回避に向けてどのような戦略が必要か整理することで、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第7回
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標準化事例研究演習(1)
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標準化事例研究(ソニー・フェリカ)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:フェリカに関連する事例研究を読み、標準化における重要ポイントを事前に抽出し、その実現の可否について考察しておくこと(90分) □復習:事例研究から得た知識や知見を整理しまとめ、今後、自身の業務に役立てるには何が必要か整理することで、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第8回
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標準化事例研究演習(2)
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標準化事例研究(サイバーダイン 生活支援ロボット)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:サイバーダイン(生活支援ロボット)に関連する事例研究を読み、どのような行動や戦略が重要であるか事前に理解しておくこと(90分) □復習:講義結果から標準化において何が重要であるかを整理しまとめることで、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第9回
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標準化事例研究演習(3)
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標準化事例研究(オリンパス 医療機器用カメラ)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:オリンパス(胃カメラ)に関連する事例研究を読み、医療機器の標準化の重要ポイントを理解しておくこと(90分) □復習:講義結果を踏まえ、標準化の重要ポイントを自身の業務に役立てるには何が必要かを考察することで、左記の目標を達成すること(90分)
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第10回
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標準化事例研究演習(4)
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標準化事例研究(サムスンとアップル訴訟)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:SEP(サムスンとアップルの知財訴訟)に関連する事例研究を読み、標準化における知財訴訟が何故、発生するのかについて理解すること(90分) □復習:講義結果を踏まえ、知財訴訟を回避するためには何が必要であるか整理し、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第11回
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標準化事例研究演習(5)
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準化事例研究(BOSCH)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:BOSCH(自動車社内ネットワーク)の事例研究を読み、標準化における仲間づくりの重要性につい理解し、考察しておくこと(90分) □復習:講義結果を踏まえ、標準化における仲間づくりの重要性とその効果、リスクについて整理し、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第12回
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標準化事例研究演習(6)
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標準化事例研究(MPEG2)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:映像圧縮方式(MPEG2)の事例研究を読み、パテントプールの立ち上げ方法とその意義や課題についてWEB等で調べ事前に理解しておくこと(90分) □復習:講義の結果を踏まえ、標準化を成功するために何が必要であるかを整理しまとめを通して、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第13回
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標準化事例研究演習(7)
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標準化事例研究(テレビ用音声合成)を活用し、標準化を進めるで重要なポイントについて理解し、説明できる。
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□予習:テレビ用音声合成の事例研究を読み、どのような標準規格が存在し、どのような管理団体があるかをWEB等で調べておくこと(90分) □復習:これまでの調査結果を振り返り、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第14回
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中国標準化戦略とその狙い
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国策的に標準化活動を活発化している中国に焦点をあて、中国の標準化戦略とその狙いについて理解し、重要なポイントを説明できる。
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□予習:講義資料を読み、WEB等を活用し中国質量管理総局や中国通信標準化協会のサイトにアクセスし、どのような活動をしているか事前に調べておくこと。(90分) □復習:講義結果を踏まえ、中国の標準化戦略と中国政府の政策との密接性について整理し、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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第15回
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標準戦略の立案演習
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保有特許技術の普及展開を狙った標準化戦略の立案とその意義について理解し、その狙いや効果を説明できる。
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□予習:具体的な特許を一つ選択肢、その特許を標準規格にするためにどのような戦略があるか、事前に考察しておくこと。(90分) □復習:立案した標準化戦略を実行するためにどのようことがポイントとなるかを整理し、講義で重要なポイントを整理し、ノートにまとめることで理解の定着を図ること。(90分)
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