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科目名 国際IPビジネス契約特論【MR】 
科目名(英字) Advanced Study of International Intellectual Property Business Contracts 
ナンバリング MPCD22 
年次 1年次 
単位数
期間 後期 
担当者

山本 飛翔(ヤマモト ツバサ)




授業のねら
い・概要
本講義では、企業の知的財産の国際戦略実務業務において必要とされる国際契約の基礎を習得することを目的とし、国際的に展開される様々な最新の知財課題に関する知識を身につけるとともに、知的財産権の活用と守りに関するライセンス戦略と契約に必要な知識と理論を体系的に学び、英語が苦手であっても、事業に役立つIP国際契約を学ぶことを狙いとする。
15回の講義においては、英文契約の基本から、特許ライセンスに限られない、各種知財のライセンスを学び、また、近年重要性を増しているスタートアップとの契約交渉も取り扱う。終盤では、契約交渉のケーススタディも交えつつ、企業への就職後の契約交渉担当者となった場合に必要となる力の醸成を図る。 
授業計画
テーマ 内容・方法等 予習/復習
第1回 国際契約総論  知財戦略と事業の関係について概説し、その上で、国際契約の概要を学ぶ。  予習:講師の知財戦略の連載記事(https://monoist.itmedia.co.jp/mn/series/19083/)を読んでくる。(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第2回 英文契約の基本  国際ライセンス契約の実際について基礎的知識を概説すると共に、特にライセンス界のデファクト標準としての英米法、契約の背景となる文化の違い、英米法・コモンロー、英米法の特徴を概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第3回 英文契約の一般条項  英文契約における一般条項にどのようなものがあるのか、また、それぞれについての留意点を概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第4回 特許ライセンス①  国際特許ライセンスにおける留意点を、各種条項例の紹介を交えつつ、概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第5回 特許ライセンス②  国際特許ライセンスにおける留意点を、各種条項例の紹介を交えつつ、概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第6回 商品化を伴うライセンス  クロスボーダー案件における、いわゆる商品化ライセンスの留意点を、各種条項例の紹介を交えつつ、概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第7回 ノウハウ・ソフトウェアライセンス  クロスボーダー案件における、ノウハウ・ソフトウェアライセンスの留意点を、各種条項例の紹介を交えつつ、概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第8回 エンターテインメント事業に係るライセンス契約  クロスボーダー案件における、エンターテインメント事業に係るライセンス契約の留意点を、各種条項例の紹介を交えつつ、概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第9回 契約交渉とは  契約交渉とはどのようなものなのか、いかなる点に留意すべきか、という点を、具体例を交えつつ概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第10回 スタートアップとの契約交渉  近年その重要性が増している、スタートアップとのアライアンスにおける契約交渉時の留意点を概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第11回 ケーススタディ  実際の契約交渉を想定したケーススタディを通じて、これまで学んできた契約交渉に関する知識の確認し、活用できるようにする。  予習:これまでの授業の資料を読み返し、契約交渉の留意点を再確認すること(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第12回 海外展開時のリスクマネジメント  海外展開時における留意点を踏まえたリスクマネジメントについて概説する。  予習:テーマの関連記事を参考書とウエブページで少なくとも3件は読んだ上で授業に臨むこと(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第13回 レポート発表・討論①  提出した知的財産国際契約に関する課題レポートの内容について発表し、質疑、討論する。これにより、企業戦略の実現手段としての知的財産国際契約の背景、目的を理解し、その契約の権利・義務、履行の管理などについての実務知識を確実にする。  予習:これまでの授業の資料を読み返し、発表者による発表に対し、何らかの質問ができるように準備をすること(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第14回 レポート発表・討論②  提出した知的財産国際契約に関する課題レポートの内容について発表し、質疑、討論する。これにより、企業戦略の実現手段としての知的財産国際契約の背景、目的を理解し、その契約の権利・義務、履行の管理などについての実務知識を確実にする。  予習:これまでの授業の資料を読み返し、発表者による発表に対し、何らかの質問ができるように準備をすること(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
第15回 総括  これまでの講義で解説が不十分なトピックがあった場合に、補充的に解説を行い、またこれまでの講義内容を全体的に俯瞰する。  予習:これまでの授業の資料を読み返し、疑問に感じていることや、追加で確認したいことを整理してくること(90分)

復習:授業で使用した教材を復習し、以降も、学んだ事項の現場での重要性を認識すること。(90分) 
到達目標
(1)知財戦略の重要性を理解できる。
(2)企業における知財戦略の意義を説明できる。国際知財契約の法律の基礎を習得している。
(3)英文知財ライセンス契約を作成・レビューできる。講義中の討議に積極的に参加できる 
評価方法
授業中の発言、討論へ参加などの意欲・関心・態度: 60%
課題レポートの内容と発表での知識・理解・判断・技能: 40% 
成績評価
基準
到達目標(1)を達成できない場合、本単位を取得できない(欠格条件)。
A:到達目標(1)を達成し、到達目標(2)(3)について、90%以上の達成度で達成している。
B:到達目標(1)を達成し、到達目標(2)(3)について、80%以上90%未満の達成度で達成している。
C:到達目標(1)を達成し、到達目標(2)(3)について、70%以上80%未満の達成度で達成している。
D:到達目標(1)を達成し、到達目標(2)(3)について、60%以上70%未満の達成度で達成している。
F:上記以外 
教科書
書名 著者名 出版社名
1. 国際ライセンス契約Q&A-アメリカ法を中心とした理論と実務上の対応  瀬川一真  大学教育出版 
参考書
書名 著者名 出版社名
1. スタートアップの知財戦略  山本飛翔  勁草書房 
2. オープンイノベーションの知財・法務  山本飛翔  勁草書房 
3. アメリカ契約法〈第3版〉  樋口範雄  弘文堂 
4. 知識ゼロから取引交渉のプロを目指す 英文契約書の基礎と実務  牧野和夫  株式会社DHC 
5. 英和対訳 ソフトウェアライセンス契約の実務  弁護士法人イノベンティア  商事法務 
受講心得
・IPビジネス契約特論を受講済であることが望ましい。
・英語が読めることが望ましい。
・企業間の特許紛争やグローバル企業の製品・サービス・知財戦略に興味があることが望ましい。
・提出した課題レポートは発表・討論会の場でフィードバック及び質問を受け付けるので、各自知識・技能の定着を図ること。
・本科目は録画形式メディア授業に対応する。 
オフィス
アワー
授業日の授業開始前又はEメールで院生の質問に対応する。 
実践的教育
【実践的教育】弁護士として、数多くの企業の契約交渉の現場に携わってきた教員が国際知財契約の実務の基礎について講義と演習を行う。