シラバス参照

科目名 経営学要論【MR】 
科目名(英字) Business Administration 
ナンバリング MPCD14 
年次 1年次 
単位数
期間 前期 
担当者

長谷川 光一(ハセガワ コウイチ)




授業のねら
い・概要
組織や企業を対象として発展してきた経営学の基本的知識を習得することを目標とする。本講義では戦略、マーケティング、財務、ビジネスモデルの4つの領域での基礎知識を習得する。 
授業計画
テーマ 内容・方法等 予習/復習
第1回 ガイダンス  講義の狙い、進め方、評価方法、注意事項等について説明する。  講義の進め方に関する説明を復習し、講義の狙いについて整理する。次回講義で使用する資料を事前に配布する。これを読み、まとめる(4時間)。 
第2回 経営学とは何か  経営学とはどのような学問であり、なぜ学ぶ必要が有るのかについて、事例を用いて説明する。  学んだ内容の復習と次回講義の事例で取り上げる企業の下調べを行い、まとめる。また、配布資料を読み、内容を整理し、まとめる(4時間)。 
第3回 企業経営の事例研究1  企業経営がどのように行われ、どのように企業が発展しているのか、大企業の事例を通じて理解する。  学んだ内容の復習と次回講義の事例で取り上げる企業の下調べを行う。また、配布資料を整理し、まとめる(4時間)。 
第4回 企業経営の事例研究2  企業経営がどのように行われ、どのように企業が発展しているのか、中小企業の事例を通じて理解する。  学んだ内容の復習とポーターの競争戦略に関して事前配布する資料を読み、内容を整理し、まとめる(4時間)。 
第5回 企業戦略1  ポーターの競争戦略について学習する。  講義内容の復習とアンゾフ、オープン・クローズ戦略に関して事前配布する文献を読み、整理しまとめる(4時間)。 
第6回 企業戦略2  アンゾフの成長マトリクス及びオープン・クローズ戦略について学習する。  学んだ内容の復習とランチェスター戦略等、事前配布資料を読み、整理し、まとめる(4時間)。 
第7回 企業戦略3  ランチェスター戦略、オープンイノベーション、ユーザーイノベーション等について学習する。  学んだ内容の復習とマーケティングの歴史関して配布する資料を事前に読み、まとめる(4時間)。 
第8回 マーケティング1  マーケティングの発展の歴史について学習する。  学んだ内容の復習とSTP、4P、マーケティングミックスに関して事前配布する資料を読み、まとめる(4時間)。 
第9回 マーケティング2  STPと4P、マーケティングミックスについて学習する。  学んだ内容の復習と環境分析に関して事前配布する資料を読み、まとめる(5時間)。 
第10回 マーケティング3  環境分析(外部分析・内部分析・総合分析)について学習する。  学んだ内容の復習と財務諸表の基礎に関して配布する資料を読み、まとめる(5時間)。 
第11回 財務1  財務諸表の基礎について学習する。  学んだ内容の復習と財務諸表の指標について事前配布する資料を読み、まとめる(4時間)。 
第12回 財務2  固定費・変動費・損益分岐点等の考え方、様々な財務指標の特徴と使用方法について学ぶ。  学んだ内容の復習と財務データを用いた企業比較に関して事前配布する資料を読みまとめる。また指定する企業について調べ、まとめる(4時間)。 
第13回 財務3  財務データを用いた企業の比較について学ぶ。  学んだ内容の復習とビジネスモデルに関して、指定する企業について調べ、まとめる(4時間)。 
第14回 ビジネスモデル1  物販・小売業におけるビジネスモデルについて事例を交えて学ぶ。  学んだ内容の復習と宿題の実施および製造業・IT産業におけるビジネスモデルについて配布資料を読み、内容を整理する(4時間)。 
第15回 ビジネスモデル2  製造業やIT産業におけるビジネスモデルについて学ぶ。  今回の講義について学んだ内容について復習すると共に、講義全体を通じてどのようなことを学んだかを整理する(2時間)。 
到達目標
1.講義中に取り上げた、戦略・マーケティング・財務・ビジネスモデルに関する各種理論について説明できる。
2.現実の企業活動を分析する際に、講義中に取り上げた各種理論と企業活動を結びつけて説明し、議論が出来る。
ミニマムリクワイアメント
1について、講義で説明した理論やモデル・用語の5割以上について、その特徴や限界について正確に記述することができる。
2について、1で指摘する理論やモデル・用語の5割以上について、実際の事例と関連させながら理論・モデルの説明をすることができる。 
評価方法
平常点(20点)
ディスカッションへの参加(30点)
最終課題の中身(50点)
なお、5回以上の欠席は認めない。 
成績評価
基準
到達目標で記したミニマムリクワイアメントをクリアした上で、成績を以下の基準で評価する。
A:到達目標について、総合して平均90%以上の達成度で実施できている。
B:到達目標について、総合して平均80%以上90%未満の達成度で実施できている。
C:到達目標について、総合して平均70%以上80%未満の達成度で実施できている。
D:到達目標について、総合して平均60%以上70%未満の達成度で実施できている。
F:上記以外。 
教科書
参考書
受講心得
・身の回りには、数限りない企業がある。これら企業活動を、興味を持って観察すると共に、講義で学んだことと現実の企業活動がどう結びついているのか、日ごろから考えること。
・必要資料は適宜配布する。講義終了後、毎回感想と質問・疑問を提出してもらうので、常に「なぜ」という疑問を持ちながら受講すること。それ以外にも随時メール等で質問を受け付ける。質問には各自に回答すると共に、講義中に全体にフィードバックする。
本科目は原則オンライン講義(双方向形式メディア授業【MS】)で実施します。また、録画形式メディア授業【MR】対応科目です。 
オフィス
アワー
毎週水曜日12時40分~13時30分まで(場所:長谷川研究室およびオンライン)
オンラインでのオフィスアワーについては初回講義時にURLを提示します。
また、随時メールでの相談を受けています。 
実践的教育
【実践的教育】シンクタンク出身の講義担当者が、調査・研究業務で実際に企業経営者等と意見交換した知識をもとに、現実の企業経営に関する事例を交えながら講義を実施する。