シラバス参照

科目名 特許法・実用新案法特論Ⅰ【MR】 
科目名(英字) Advanced Study of Patent Law and Utility Model Law 1 
ナンバリング MPCB01 
年次 1年次 
単位数
期間 後期 
担当者

杉浦 淳(スギウラ ジュン)




授業のねら
い・概要
1.特許法について、実務家として権利取得に際して必要不可欠な知識である特許法等の関連法規とその運用を詳細に学ぶ。
2.本講義では、特許法における特許出願から特許査定/拒絶査定に至る特許取得手続きを講義の対象とする。
3.講義方法は、審査基準の解説をしつつ、それに関連する事例を取り上げ、基準のあてはめ及びそこから発生する法律上、運用上の問題点を議論する。 
授業計画
テーマ 内容・方法等 予習/復習
第1回 審査手続総論  特許取得に向けた審査手続きの概要について。
拒絶理由通知、手続き補正、分割出願の扱い等 
特許取得に向けた審査手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第2回 分割出願(1)  1.分割出願の概要
2.分割出願をすることができる時又は期間
3.分割要件の適合性の判断実務 
分割出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第3回 分割出願(2)  4.分割要件に適合する場合の法的効果(出願日の遡及)
5.分割要件に適合しない場合の法的効果(出願日の不遡及) 
分割出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第4回 分割出願(3)  6.分割出願と補正却下(ファーストアクションファイナル) 20
7.分割出願についての新規性喪失の例外適用 
分割出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第5回 変更出願  1.変更出願の概要
2.変更出願をすることができる期間
3.変更要件の適合性の判断実務
4.変更要件に適合する場合の法的効果(出願日の遡及)
5.変更要件に適合しない場合の法的効果(出願日の不遡及)
6.変更出願についての新規性喪失の例外適用 
変更出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第6回 優先権
パリ条約による優先権(1) 
1.パリ条約による優先権の要件
2.パリ条約による優先権の効果
3.パリ優先権と新規性喪失の例外規定 
パリ条約による優先権手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第7回 パリ条約による優先権 (2)  4.パリ優先権主張の手続 54
5.分割出願・変更出願についてのパリ優先権主張 55
6.パリ優先権の回復 
パリ条約による優先権手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第8回 国内優先権 (1)  1.国内優先権制度の趣旨
2.国内優先権の要件
3.国内優先権の効果 
国内優先権手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第9回 国内優先権(2)  4.国内優先権と新規性喪失の例外規定
5.国内優先権主張の手続
6.分割出願・変更出願についての国内優先権主張
7.先の出願のみなし取り下げ 
国内優先権手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第10回 外国語書面出願(1)  1.外国語書面出願とは
2.外国語書面制度の概要
3.外国語書面出願における翻訳文の意義 
外国語書面出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第11回 外国語書面出願(2)  4.外国語書面出願の出願公開
5.29条の2の先願としての外国語書面出願の後願排除力
6.外国語書面出願についての補正手続 
外国語書面出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第12回 外国語書面出願(3)  7.原文新規事項
8.外国語書面出願に関するその他の関連規定 
外国語書面出願手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第13回 手続総則(1)  1.権利能力
2.手続能力
3.手続の代理 1
4.複数の当事者が共同で手続する場合の取り扱い 
権利能力等の手続きについて授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第14回 手続総則(2)  5.手続の中断と受継、手続の中止
6.手続の承継・手続の続行
7.手続の補正
8.手続の却下 
テキストのうち授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。講義部分を事前に一読して分からない部分を把握しまとめておくこと(予習)。(180分) 
第15回 まとめ  各要件を組み合わせた事例の検証  各要件を組み合わせた事例について授業後に難しいと感じた事項を熟読するともに、復習課題に解答すること(復習)。(180分) 
到達目標
(1)特許取得応用手続の基本的な考え方を修得する(ミニマム・リクアイアメント)。
(2)各手続きの段階に応じた審査及び応答手段を理解する。
(3)分割出願、変更出願、優先権、外国語書面出願等の各手続きにおける具体的事例への基準のあてはめができる。
(4)各応用手続を総合的に組み合わせた事例についての基本的な判断ができる。 
評価方法
復習課題10%、期末レポート90% 
成績評価
基準
到達目標(1)は、必ず修得すべき内容である。これらを修得していない場合には、不合格とする。
 具体的な評価基準は次のとおり。%の数値は、到達目標の達成度を上記評価方法により評価した結果である。
A:到達目標(1)を達成した上、到達目標(2)~(4)をも総合して到達目標の90%以上を達成できている。
B:到達目標(1)を達成した上、到達目標(2)~(4をも総合して到達目標の80%以上90%未満を達成できている。
C:到達目標(1)を達成した上、到達目標(2)~(4)をも総合して到達目標の70%以上80%未満を達成できている。
D:到達目標(1)を達成した上、到達目標(2)~(4)をも総合して到達目標の60%以上70%未満を達成できている。 
教科書
書名 著者名 出版社名
1. 特許・実用新案 審査基準  特許庁編  特許庁ホームページ 
2. 特許・実用新案審査ハンドブック  特許庁編  特許庁ホームページ 
3. 教員が配布するテキスト     
参考書
書名 著者名 出版社名
1. 特許審査・審判の法理と課題  竹田 稔 監修  発明協会 
2. 新・注解特許法 上巻・下巻  中山信弘・小泉直樹編  青林書林 
受講心得
●教員が配布するテキストを熟読すること。
●教材を予定している「特許・実用新案 審査基準」は特許庁ホームページからダウンロード可能である。
●審査基準の説明を熟読すると共にハンドブックに掲載されている事例についても目を通すこと。
●本科目は録画形式メディア授業に対応しています。
●提出された課題の中で誤解や不正解の多かった点は授業内で解説するので、理解に努め疑問点を解消すること。 
オフィス
アワー
木曜日2時限(場所は1号館9階の研究室) 
実践的教育
【実践的教育】 特許庁において特許法等の法律改正や運用基準の作成を担当した教員が、主な法律規定の趣旨や運用の要点を分かりやすく解説します。