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科目名 知的財産事業化演習 
科目名(英字) Commericialization & Marketing Practice in Intellectual Property  
ナンバリング MPCD30 
年次 1年次 
単位数
期間 通年 
担当者

小林 昭寛(コバヤシ アキヒロ)

箱田 聖二(ハコダ セイジ)

大塚 理彦(オオツカ ミチヒコ)

村川 一雄(ムラカワ カズオ)

杉浦 淳(スギウラ ジュン)

山田 繁和(ヤマダ シゲカズ)

角田 全功(カクタ マサノリ)




授業のねら
い・概要
 PBL方式(Project-Based Learning / Problem-Based Learning)の授業により、知的財産のビジネス活用に関するスキルを身につけることをねらいとする。
 具体的には、下記①又は②の方式のプロジェクトいずれかをグループワークで実施する。
 ①特定の開放特許技術を活用しうる社会的ニーズを探索し、当該特許技術の用途の開発に基づいたビジネスアイデアの事業計画を企画立案するプロジェクト(技術起点型プロジェクト/シーズドリブンプロジェクト)
 ②潜在的あるいは顕在化した社会ニーズに基づき企画立案したビジネスアイデアを実現するために必要な既存の技術を特許関連DB等から探索するとともに、その技術を活用した事業計画を企画立案するプロジェクト(事業起点型プロジェクト/ニーズドリブンプロジェクト)
 なお、この授業科目の一環として、近畿経済産業局が主催する「開放特許等を活用した学生ビジネスアイデアコンテスト」に出場し、コンテストにおいて各グループが授業の成果のプロジェクトについて発表することを予定している。コンテストのエントリーは例年5月でコンテスト本選は翌1月であるので、本科目はこのスケジュールを考慮した進め方とする。 
授業計画
テーマ 内容・方法等 予習/復習
第1回 オリエンテーション  授業の進め方とコンテストの概要を説明する。  次回に向けて配布資料の内容をよく理解しておくこと(4時間) 
第2回 マーケティングの基礎知識  マーケティングの基礎的な知識を学ぶ。  配布資料の内容を復習するとともにプロジェクトの方式に関する検討をしておくこと(4時間) 
第3回 マーケティングの基礎知識  マーケティングの基礎的な知識を学ぶ。  配布資料の内容を復習するとともにプロジェクトの方式に関する検討をしておくこと(4時間) 
第4回 グループワーク  暫定的なグループ分けを行い、グループ討議を開始する。グループ編成は、暫定的なものとし、その後の議論の進捗に応じて、グループの分割やグループ間の移動を認める。
各グループでプロジェクトの方式(①/②)のそれぞれの特徴を話し合うことにより、今後の作業についての理解を深める。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第5回 コンテスト説明会(授業動画視聴)+グループワーク  近畿経済産業局が主催する「開放特許等を活用した学生ビジネスアイデアコンテスト」の説明会の収録動画を視聴し、コンテストの進め方と対象特許技術の内容を理解する。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第6回 コンテスト説明会(授業動画視聴)+グループワーク  近畿経済産業局が主催する「開放特許等を活用した学生ビジネスアイデアコンテスト」の説明会の収録動画を視聴し、コンテストの進め方と対象特許技術の内容を理解する。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第7回 グループワーク  ①の場合は対象の未利用特許を選定するためにグループ討議をする。
②の場合はビジネスアイデアを案出するためにグループ討議をする。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第8回 グループワーク  ①の場合は対象の未利用特許を選定するためにグループ討議をする。
②の場合はビジネスアイデアを案出するためにグループ討議をする。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第9回 グループワーク  ①の場合は選定した未利用特許に基づくビジネスアイデアを具体的に事業化するため詳細についてグループ討議をする。
②の場合はビジネスアイデアを案出するためにグループ討議をする。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第10回 グループワーク  ①の場合は選定した未利用特許に基づくビジネスアイデアを具体的に事業化するため詳細についてグループ討議をする。
②の場合は案出したビジネスアイデアに必要な技術等を探索するためにグループワークをする。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第11回 グループワーク  ①の場合は選定した未利用特許に基づくビジネスアイデアを具体的に事業化するため詳細についてグループ討議をする。
②の場合は案出したビジネスアイデアに必要な技術等を探索するためにグループワークをする。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第12回 グループワーク  ①の場合は選定した未利用特許に基づくビジネスアイデアを具体的に事業化するため詳細についてグループ討議をする。
②の場合は探索した技術等を利用した事業計画を具体化するためにグループで討議する。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第13回 グループワーク
各グループの進捗状況の確認のための中間発表をする。 
①の場合は選定した未利用特許に基づくビジネスアイデアを具体的に事業化するため詳細についてグループ討議をする。
②の場合は探索した技術等を利用した事業計画を具体化するためにグループで討議する。 
グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。中間発表時に指摘された問題点について検討すること。(4時間) 
第14回 グループワーク  事前審査用の提案書ドラフトを作成する。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。中間発表時に指摘された問題点について検討すること。(4時間) 
第15回 グループワーク  事前審査用の提案書ドラフトを作成する。  資料の改善をすること(4時間) 
第16回 グループワーク  事前審査用の提案書ドラフトを最終確認して提出する。  資料の改善をすること(4時間) 
第17回 グループワーク  提案書ドラフトに対する審査員コメントのFBに基づき再検討を行う。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第18回 グループワーク  提案書ドラフトに対する審査員コメントのFBに基づき再検討を行う。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第19回 グループワーク  一次審査用の資料を作成する。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第20回 グループワーク  一次審査用の資料を作成する。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。中間発表時に指摘された問題点について検討すること。(4時間) 
第21回 グループワーク  一次審査用の資料を作成する。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第22回 グループワーク  一次審査のためのプレゼンテーションの模擬演習をする。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第23回 一次審査発表  一次審査のためのプレゼンテーションの模擬演習をする。  グループ討議の準備をすること。グループ討議で見出した課題について検討すること。(4時間) 
第24回 グループワーク  一次審査で発表する。  プレゼン資料の改善をすること(4時間) 
第25回 グループワーク  最終発表のためにプレゼンテーション資料の修正をする。  プレゼン資料の改善をすること(4時間) 
第26回 グループワーク  最終発表のためにプレゼンテーション資料の修正をする。  プレゼン資料の改善をすること(4時間) 
第27回 グループワーク  最終発表のためのプレゼンテーションの模擬演習をする。  プレゼン資料の改善をすること(4時間) 
第28回 グループワーク  最終発表のためのプレゼンテーションの模擬演習をする。  プレゼン資料の改善をすること(4時間) 
第29回 グループワーク  最終発表のためのプレゼンテーションの模擬演習をする。  プレゼン資料の改善をすること(4時間) 
第30回 最終発表  成績評価の対象となる最終発表をグループごとに行う。(コンテストの本選に出場できる場合はコンテストの本選で発表する。)  プレゼンの準備をすること。反省点について検討すること。(4時間) 
到達目標
●技術を利用した新たなモノ・サービスについての事業計画案を、グループワークを通じて立案できるようになることを最低限の目標とする。

●近畿経済産業局主催のコンテストにおいて、下記の観点から入選レベルに達する程度の事業計画案を立案することを目標とする。

1.モノ・サービス自体の評価
 ①解決課題の社会的重要性
 ②モノ・サービスの斬新さ
 ③モノ・サービスの必要性・優位性
 ④モノ・サービスの技術的実現可能性
 ⑤適用した開放特許等の技術の正しい理解

2.事業としての評価
 ①モノ・サービスのターゲット設定の適切性
 ②モノ・サービスの市場規模の見積もり
 ③事業として成立させるためのプレイヤーの検討
 ④モノ・サービスのコスト計算
 ⑤モノ・サービスの販売計画 
評価方法
中間発表(又は最終発表)の内容及びグループワークでの発言・態度等のグループの貢献度に基づき総合評価する。 
成績評価
基準
●グループとして上記最低限の到達目標を達成できていない場合は、本単位を取得できない(欠格事由)。

●グループとして上記最低限の到達目標を達成している場合は、各メンバーによるグループワークへの貢献度を総合的に評価して各メンバーの点数をつける。 

●上記の評価点に応じて下記の成績評価とする。
 総合点90~100 ・・評価「A」
 総合点80~89 ・・・評価「B」
 総合点70~79 ・・・評価「C」
 総合点60~69 ・・・評価「D」
 総合点0~59  ・・・評価「F」 
教科書
書名 著者名 出版社名
1. 必要な資料はその都度配布する。     
参考書
受講心得
他の大学院でも実施した例がない日本で初の試みであるため、挑戦心を持って参加すること。グループワークが中心になるため、チームワークを心がけること。期間内にプロジェクトを完結させるためには、講義時間以外の時間でかなりの調査や関連の活動が必要である点に留意すること。授業中に情報の検索や説明資料の作成をすることがあるので、各自がPCを持参すること。 
オフィス
アワー
●小林:講義や会議等を除き、原則として月曜日から金曜日の13:00~18:00の時間帯に研究室で対応する。
●角田:水曜日の5時限に研究室で対応する。
●大塚:木曜日の3時限に研究室で対応する。
●箱田:木曜日の3時限に研究室で対応する。
●山田:金曜日の5時限に研究室で対応する。
●杉浦:金曜日の5時限に研究室で対応する。
●村川:水曜日の5時限に研究室で対応する。 
実践的教育
【実践的教育】
●角田:味の素(株)・食品研究所の企画部で商品開発に従事した経験をお伝え致します。
●村川:NTTでの研究開発や製品開発、保守、知財活用、北京駐在での知財保護の経験を活かし、一緒に考えます。
●大塚:パナソニック(株)にて研究開発及び商品企画段階から関与した知財業務の経験を基に指導します。
●小林:特許庁で「事業戦略対応まとめ審査」を立案・実行した経験を持つ実務家教員が丁寧に指導します。
●山田:特許庁における意匠審査、審判実務の経験を活かし、権利の事業化における課題を指導します。
●箱田:武田薬品での研究開発、製品企画、特許出願・権利化、権利活用等の知識・経験を活かし指導します。